管理者紹介
圏域の障害児者の生活向上を願って
びわこ学園長浜診療所は湖北地域の障害児者の診療を始めて2019年度で17年目となります。また、平成30年4月からは、湖北圏域の重症心身障害者通所施設「えがお」に近接したながはまウェルセンター(長浜保健センター)内で移転開院し、診療しています。
このウェルセンター内には、えがお以外に児童発達支援センター、乳幼児健診事業、長浜市健康推進課、障害児者のための相談支援事業所などが設置されており、湖北圏域の健康福祉支援の中心地となっています。
長浜診療所は、地域の一般患者や、身体障害・知的障害・重症心身障害などの障害児者や、自閉症・注意欠如多動症・学習障害などの発達障害児が受診され、年齢は乳幼児から高齢障害者まで幅の広い患者様に対応しています。
また、この地の機能的特性から、乳幼児健診や児童発達支援センターでの健診、様々な健康管理上の相談や医療的ケアのある方の生活上の相談なども受け持っています。
最近は発達障害が疑われる児童が受診される機会が増え、ご家族や保育園や幼稚園の先生、学校の先生なども一緒に受診され、発達障害の理解や、家庭や学校の生活環境の工夫なども相談することが増えてきています。
このような活動は、地域の様々な医療福祉の専門機関から応援をいただき、連携をしっかりと取っていただいていることで成り立っています。
これらの活動により、圏域の障害児者の地域生活が少しでも向上していくことを願っています。
(びわこ学園長浜診療所管理者 山﨑 正策)