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施設長挨拶・コラム

施設長挨拶

社会福祉法人 びわこ学園びわこ学園医療福祉センター草津施設長口分田 政夫(くもで まさお)
びわこ学園医療福祉センター草津は、西日本で初めての重症心身障害児施設として、大津市にて出発しました。また平成3年には、「抱きしめてBIWAKO」のイベントで多くの方の支援を受けて、現在の草津市に移転しました。40年の歴史の中で、今も大切にしていることは、どんなに障害が重くても、一人一人の「そのままの力」を、最大限尊重すること、そしてともに生きる豊かさの可能性につなげていくことです。

 一人一人の利用者に働きかけると、それに応える、利用者の表情や身体の反応があります。お互いが、応えあう存在であることを知ったとき、お互いの「いのちの可能性」に気づきます。どんなに障害が重くても、一人一人の命は輝いていると実感してきました。

 命の源の水を生み出す母なる「びわこ」。そこからつながる、重症心身障害の人たちのなかに息づく「いのち」。自然や人は、ひとつのつながりの中で、それぞれの豊かさを、実現してきました。私たちはそんな感覚を大切に仕事をしていきたいと思っています。

 ここでは障害のある方の、「病院」の機能と、医療の支えを受けながら生活する「地域生活」の機能を兼ね備えています。約100人のかたがたが、医療の支えを受けながら生活されています。人工呼吸器、気管切開、経管栄養、どんな医療ケアが必要であっても、楽しめる生活の場でありたいと思っています。また、在宅の障害児者の生活を、入院、ショートステイ、通園、相談、外来で支えています。外来では、重症心身障害、脳性麻痺、身体障害、精神発達遅滞、自閉症、AD/HDと障害の種別を超え、すべてのライフサイクルにわたる障害の相談、リハビリ、治療を行っています。

 「人工呼吸器をつけて、ベビーカーを押すように颯爽と街にでたい。」と願い、それを実践されようとしたお母さんがおられました。どんなに障害が重くても街の中で「ふつうの生活」ができること、それがこれからの課題です。「在宅」の生活、「施設」での生活、どちらも、周囲との豊かな関係がある「地域生活」である必要があります。「びわこ学園医療福祉センター草津」と名称を改名し、重い障害を持たれた方々に対してさらに生活の選択肢をふやし、地域で誰もが安心してそしてわくわくして生きることができることをめざして私たちは仕事を続けたいと考えています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

最終学歴

昭和59年:鳥取大学医学部卒業

主な職歴

滋賀医科大学小児科研修医
昭和61年:京都第二赤十字病院小児科修練医
昭和63年:日野中央(現日野記念)病院 小児科医長
平成3年:国立療養所紫香楽病院小児科医長
平成9年:現職

主な研究領域

・障害児医療(特に重症心身障害児医療)
・発達障害内科

医療・福祉の実践の中で確かめ勇気づけられてきた「福祉の思想」

全国重症心身障害児(者)を守る会で発行されている『両親の集い』第742号に口分田施設長が寄稿した「医療・福祉の実践の中で確かめ勇気づけられてきた「福祉の思想」」です。

施設長コラム

以下のコンテンツの中から、お好きなコラムをクリックしてお読みください!ご感想をお待ちしております。 

2020年7月1日 新型コロナ後の生き方を考える (2)地域に不可欠な仕組みとしての「ショートステイ」 

2020年6月 新型コロナ後の生き方を考える (1)「離れること」と「離れないこと」

2018年 年頭のご挨拶 

2017年 年頭のご挨拶 

2014年 びわこ学園創立50周年を迎えて センター草津の状況と個人的な想い 

2011年 年頭のご挨拶

2010年   1年を振り返って[1]

2009年
21.その14 重症心身障害の支援の専門性(2)-介護の専門性と同性介護-
2008年
20.その13 重症心身障害の支援の専門性(1)-わかっている、表現しているという確信-
19.その12 利用者をとりまく家族と地域(2)-一人だけの不安にしないために-
18.その11 利用者をとりまく家族と地域(1)-支援の中で、ともに育つ家族-
2007年
17.その10 コミュニケーションと記憶(7)-記録の中にある記憶-
16.その9 コミュニケーションと記憶(6)-共感という関係性の中に存在する記憶-
15.その8 コミュニケーションと記憶(5)-感じ合うコミュニケーション-
14.その7 コミュニケーションと記憶(4)-知識と評価の総動員による働きかけの反応からサインを読み取る-
13.その6 コミュニケーションと記憶(3)-バイタイルサインでのコミュニケーション-
12.その5 コミュニケーションと記憶(2)-ひたすら観察し、その行動の意味を探る-
11.その4 コミュニケーションと記憶(1)-コミュニケーションの際には何が必要か-
10.その3 重症心身障害児(者)の、感覚や身体からみた世界を想像する
9.その2 身体性へのアプローチを通じて内面感覚の充実へ −生活を支える医療とは−
8.重症心身障害の特性に応じた医療・看護・リハビリ・生活支援 その1
2006年
7.「病気とは回復過程である」という希望の概念 −KOMI理論学習会から−
6.公開講座報告 −ナイチンゲール看護−
5.公開講座報告 −ストレスマネジメントー
4.有限と無限を行き来する施設での対人援助
3. 新人職員へ「雨の日も、いい天気の気分で」
2.職種の壁を越えてつながる栄養サポートチーム−重症心身障害児の医療・看護・介護−
1.医療の考え方
  新年にあたって


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社会福祉法人びわこ学園
滋賀県野洲市北桜978-2
TEL.077-587-1144
FAX.077-587-4211


障害児者の医療福祉総合支援


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知的障害児者地域生活支援センター
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TEL 077-527-0494
FAX 077-527-0334

びわこ学園長浜診療所
滋賀県長浜市小堀町122-1
TEL 0749-53-2771
FAX 0749-53-2774

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