社会福祉法人びわこ学園は、一人ひとりがゆたかに生活できる社会を皆様と共に実現していきます。

タイトル：『無題』

素材：画用紙・不織布・筆ペン・PASTA（固形マーカー）

制作年月日：2021年～2023年

事業所：さんさん

デイルームの窓から景色を見ながら描かれた４作品です。

同じタッチで描かれても、使う画材によって印象ががらっと変わるのが面白いなって思います。

春の野のように花が一気に咲いたような鮮やかさと優しいタッチが印象的な作品です。

タイトル：『無題』

素材：画用紙・水彩絵の具

制作年月日：2021年～2023年

事業所：さんさん

約2年近い年月をかけて制作された作品です。

さんさんのデイルームから見える景色や、図鑑や写真等からインスピレーションを受けながら

1枚ずつ「花」「太陽」「花火」「海」などイメージを抱きながら描かれました。

15枚描き終え、枠をつけて完成した作品を見て

「がんばったから出来た」

と言われた、渾身の自信作です。

丸い桶の中で、細かく刻んだ無数のクレパスを

混ぜたり、高い位置から落としたりしながら

クレパスと帆布が擦れる感触と、桶にクレパスが当たる音を楽しみながら制作された作品です。

少しずつ桶の位置を変えていくことで

いくつもの丸が、

コロコロと転がって落ちていくような

または　上へと昇っていくような

作品を見る人によって印象が変わる

不思議な作品です。

2021年度から「え」活動に参加されていたMさんの作品です。

Tシャツをイーゼルに立てかけ、習字筆で力強く描きました。

後半、腕が疲れてきて筆を持てなくなっても、

描きたい気持ちは変わらず

手の甲に直接絵の具をつけて描かれました。

白、青、オレンジとまだ3色しか重ねていないこの「未完成」の作品が

Mさんの最後の作品となりました。

今年の春からさんさんに来られている方の作品です。

泡の柔らかさを手のひら全体で感じるだけでなく、

布の感触や、絵の具が塗り広がって色が変化していく様子など

いろいろなことを楽しみながら描かれた作品です。