およみやす

およみやす~ ーびわこ学園野洲日記ー 日々のあれこれ。。。
7月24日、夏祭りを開催しました!!
当日はたいへん暑い中にもかかわらず、たくさんのご家族にご参加いただき、大盛況のうちに終えることができました。
ステージでは、JERRYBEANSさんが、心のこもった演奏を披露してくださいました。
会場は終始温かい雰囲気に包まれ、手拍子をしたり身体を揺らしてリズムに乗る方、じっくりと音楽に聴き入る方、笑顔で楽しむ方など、それぞれのスタイルで音楽を楽しんでおられました。
また、コンサート終了後には、会場まで来ることが難しかった利用者さんのもとをJERRYBEANSさんが訪れ、各病棟でベッドサイドコンサートを行ってくださいました。
夕方には、夕食後の時間に『火文字』を実施しました。
利用者さんが描いた『トンボ』の形に灯された火が、夏の空へと舞い上がっていく様子を、皆で歌を口ずさみながらじっと見守りました。この時も、JERRYBEANSさんは一緒に歌ってくださいました。
風情ある、心に残る夏のひとときとなりました。
七夕の行事食です!!
安全に、そして食べやすくなるよう工夫を凝らしてくださり、本当にありがとうございます。
たくさんの愛♡に、感謝の気持ちでいっぱいです(^^♪
イカをムース状に加工したものに加え、夏野菜(なす・かぼちゃ・オクラ・ズッキーニ)を使用。
素材の大きさや形にも配慮し、衣はサクッと仕上げ、彩りも楽しめるよう工夫されています。
軟菜やペースト食では、見た目にもこだわって、ソフトゼリー状にアレンジされました。
そうめんは食べやすいように短くカット。大葉を加えたジュレ状の青じそドレッシングで風味豊かに仕上げ、
上には涼しげなトマトゼリーをトッピング♪
半々菜・軟菜・ペースト菜は、すべてゼリー状に調理され、のどごしよく召し上がっていただけるよう工夫されています。
粥には酵素ゼリー剤を用いて付着性を軽減し、飲み込みやすく調理。
うな重の具材をペースト状にし、卵を「天の川」に、ブロッコリーを「星」に見立てて、七夕らしい盛り付けに仕上げました。
目でも楽しめる工夫が光る一品です。
メロンムースにホイップを添えて。
普通菜では角切りメロンをトッピングし、半々菜・軟菜・ペースト菜ではメロンの果肉と果汁をゼリーにして彩りよく飾りました。
2色のメロンを使い、見た目も華やかで、涼しさを感じるデザートです♪
野洲市立野洲中学校の職場体験がありました。
野洲市立野洲中学校の生徒さんが職場体験に来てくれました(7月2・3・4日)
7月2日から3日間、野洲中学校から5名の生徒さんが職場体験に来てくれました。
トロミの付いた飲み物を飲んだり、リフターやスライドシートを使った移乗体験を通して、介助される側の気持ちを体感してもらいました。
活動では、音楽活動・新聞づくり・キャンドル作り・粘土活動などに一緒に参加し、そばで利用者さんをサポートしてくれました。
七夕の短冊には「利用者さんが、毎日、楽しく過ごせますように♡」と書いてくれた生徒さんもいて、職員にとっても心温まる時間となりました。
また、職員に対して、『仕事のやりがいは何ですか?』『嬉しかったことは?』『悲しかったことは?』など質問もたくさんしてくれ、
介護の現場に関心を持ってくれている様子がとても印象的でした。
「介助の仕事は大変だけど、楽しいし、やりがいのある仕事だよ」——そんな職員の思いが、生徒さんにも届いていたら嬉しいです。
加藤啓子さんの講演と『絵本の広場』開催!
加藤啓子さんの『絵本の広場』が開催されました!
6月25日、びわこ学園センター野洲地域交流棟にて、加藤啓子さんによる『絵本の広場』が開催されました。主催は、全国重症心身障害児(者)を守る会です。
午前の部では、「絵の本の読み方♡楽しみ方」をテーマに、一人ひとりに合った絵本の読み方を、さまざまな絵本を通してご紹介いただきました。関西弁でのユーモアあふれる語り口に、皆さん自然と引き込まれていきました。20年以上にわたって多くの現場で取り組まれてきた経験からくる体験談やアイデアもたっぷりで、学びの多い時間となりました。
午後からは、会場にずらりと並べられた約300冊の絵本の中から、利用者さんたちが実際に手に取り、絵本とのふれあいを楽しみました。これだけの数があると、お気に入りの一冊を探す楽しさもあり、思いがけない絵本に興味を持たれるなど、新たな発見もたくさんありました。
また今回は、野洲図書館の皆さんに全面的にご協力いただき、準備から片付けまでお手伝いくださいました。これほどの協力体制はなかなか得られるものではないそうです。心より感謝申し上げます。
心に響く四重奏のひととき♬
6月10日、びわこ学園センター野洲にて、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロによる四重奏のコンサートが開かれました。
演奏してくださったのは、世界的に活躍されているヴァイオリニスト・五嶋みどりさんと『ミュージック・シェアリングのICEPカルテットのメンバー』の皆さんです。
『ミュージック・シェアリング』は、特別支援学校や障害者施設、こども病院、高齢者施設などを訪問し、音楽を通して心の交流を届ける活動をされています。クラシック音楽の楽しさを分かち合いながら、異文化にふれたり、自分を表現するきっかけをつくるなど、さまざまな目的をもって活動されている団体です。
今回は、利用者のみなさんが普段生活している場所がそのままコンサート会場に。住棟から住棟へと移動しながら、各フロアで演奏してくださいました。
演奏が始まると、それまでおしゃべりしていた方も自然と静かになり、音楽に耳を傾けている様子が見られました。「今日、誕生日なんです!」という急なリクエストにも笑顔で応じてくださり、演奏者のみなさんがその場でお祝いを。お誕生日の方は、感激して涙ぐんでおられ、とてもあたたかい時間になりました。
演奏の合間には、利用者のすぐそばで演奏してくださったり、ベッドサイドでやさしく音を届けてくださったりと、心くばりいっぱいのステージでした。
気づけば、写真を撮るのも忘れてしまうくらい、みんな音楽に夢中に。
とてもすてきな経験をありがとうございました!
秋にも、また違った形でのコンサートが予定されています。どうぞお楽しみに♪






